VSCodeとradianを使ったR分析環境も悪くない話
月1投稿はどうした
はい……
Ubuntu 22.04にした
このGW中にやったことの1つに、自分のマシンに入れているUbuntuを20.04から22.04にアップグレードしたことがあります。
22.04に上げるモチベーションは特になかったものの、ドックのカスタマイズ性が上がったらしいということと、
セキュリティのアップデートなどがあるようだったので、そちら優先でした*1。
詳細は以下。
詰まったところはMozcのキーボード入力設定でした。
以下の情報などに基づいて修正を試みましたが、どうやら mozc.xml
の構成が変わっており困りました。
21.04からの変更点?のようで、どこかしらにある ibus_config.textproto
を編集することで解決しました。
Rstudioが使えなくなった
色々とトライしてどうにもならなかったのが、Rstudioの環境です。画像のように真っ白になりました。
色々調べたり有識者に意見を伺ったりする限り、現在の僕の「力」ではどうしようもなさそうです。
一応、デイリービルド版での動作は確認できているようですが、リリースバージョンが出るのを待とうという気持ちになっています。
理由は特に無いですが、予期しない不具合等があるとつらいので。
VSCodeとradianを活かしてRの分析環境を作る
とはいえRが使えないのは困るので、VSCodeでRをストレスフリーに書ける環境を作りました。
その際、単純なRコンソールだと実行時に ^[[200~
が勝手に挿入され、実行できないという謎にぶち当たり、
せっかくならと radian
を導入することにしました。挙動が重いとか、実行速度などに不満はないので、良かったと思います。
構築についてはインターネットの海に入れば大体大丈夫なはず。以下を参照しました。
Windows環境の話ではありますが、基本Linuxで対応に詰まることはあんまりなかったです。
強いて言えばradian
のパスの場所がわからなかったくらいか。
結果
環境の構築は上述のリンクに渡すとして、結果だけ。
独自のカスタマイズは多くないですが、ショートカットキー設定で、パイプ演算子をRstudioと同様のコマンドで入力できるようにし、
Rのコンソールの起動をCtrl + R×2でできるようにしています。
Rプロジェクトを立ち上げる
ただ、Rstudioではクリックベースで構築できていたRproject系はサポートされていないことは注意が必要です。
gitで管理さえできていれば問題ないとはいえちょっと気持ち悪い。
現状はRの usethis
パッケージを経由してプロジェクトファイルを構成しています。
usethis::create_project("./VSCode_radian", rstudio = TRUE) usethis::proj_activate("../VSCode_radian") # ✔ Creating 'VSCode_radian/' # ✔ Writing 'VSCode_radian.Rproj' # ✔ Adding '.Rproj.user' to '.gitignore'
ちなみに、昔自分でこのあたりを実行するパッケージを作っていましたが、昔の話なので起動できずに終わりました。
依存パッケージ等の整理ができていなそう。
そのうちなおします。
*1:多分純粋に使う目的だとあんまり意識しなくてもいいものだと思う